【FOMO(フォーモ)って何?】知らないと怖い私たちが知るべきSNSの悪影響

私生活

みなさんは最近SNSをどれくらい利用しているでしょうか?自分が思っている以上にSNSを利用してしまっていることも多いのではないでしょうか?

「SNSを見ないように心掛けているのだけれど、無意識にSNSを開いてしまう…」

「暇さえあればついついInstagramを開いてしまっている…」

「自分はSNSの沼にハマってしまっているとは思いたくないけれど実はハマってしまっているかもしれない…」

こんな思いを抱いている方も多いと思います。なぜかSNSから離れることができない。筆者もこの状況に大いに共感できます。

ではなぜ私たちはSNSにハマってしまうのでしょうか?それはFOMO(フォーモ)と呼ばれる心理現象が関係しているのです!今回の記事では、以下の文献を参考にし、この『FOMO(フォーモ)』を解説しつつ、SNSにハマってしまう原因を突き止め、適切にSNSから距離を置くための具体的な方法について解説していきます!

▼今回の参考文献

「新生SNS『クラブハウス】にどうして人はハマるのか」PRESIDENT2021.4.2号 (P74-77) 著者:晴香葉子」https://presidentstore.jp/category/MAGAZINE01/012107.html

FOMO(フォーモ)って一体なに?!

みなさんはFOMO(フォーモ)という言葉を聞いたことはありますか?FOMO(フォーモ)とは、『Fear of Missing Out』の略称で、日本語で解釈すると「取り残される恐怖」になります。SNSにより、自分がどこにいても人の行動が24時間タイムリーに見ることができるようになりました。その反面、絶えず人の行動が気になったり、「自分だけ知らなかったらどうしよう…」という不安感からSNSから離れることができないなど、心理的にも身体的にも悪い影響があることも事実です。

FOMO(フォーモ)がもたらす心理的悪影響とは

絶えず募る不安感

SNSがもたらす心理的悪影響に代表されるの1つ目の項目は、「不安感」が増大していくということです。「取り残されたくない」というFOMO(フォーモ)により、絶えずSNSからの情報を目にしてしまう。そうすると、「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」と、本来FOMO(フォーモ)を減らしたいと思っているはずが結果的にFOMO(フォーモ)を生み出していくという負のスパイラスに陥ってしまう…。このように不安感が絶えず付きまとうことは精神衛生上良くないと言えます。

時間を無駄にしてしまった…という後悔

SNSがもたらす心理的悪影響に代表されるの2つ目の項目は、「時間を無駄にしてしまった」という後悔の念を抱きやすくなってしまうということです。「価値のある時間」を求めてSNSを利用しているはずが、いつの間にか時間が過ぎてしまい、結果的にSNSを使っていた時間が価値を生まなかった…なんてことは日常的によくあることですよね。「あーあ、今日も何もしなかったな…」と感じることこそが、日常の幸福感を下げてしまうのです。

FOMO(フォーモ)に陥りやすい人の特徴

FOMO(フォーモ)のことが理解できたところで、みなさんが気になるところは、「自分はFOMO(フォーモ)に陥りやすいタイプの人なのか」ということかと思います。一般的にFOMO(フォーモ)に陥りやすい人の特徴を2つあげてみました。

劣等感・疎外感を抱きやすい人

FOMO(フォーモ)に陥りやすいタイプの人の特徴1つ目は、「劣等感・疎外感を抱きやすい人」です。自分になかなか自信を持つことができず、絶えず他人の行動や視線を気にしてしまい、自分と比較してしまいやすい人は要注意です。

時間への価値を大切にする人

FOMO(フォーモ)に陥りやすいタイプの人の特徴2つ目は、「時間への価値を大切にする人」です。「え…?!時間を大切にしたいと思っている人もSNS中毒に陥る可能性があるの?!」と思われた方もいらっしゃると思います。そうなんです。2つ目の特徴の「価値のある時間を過ごしたい」と強く思う人もFOMO(フォーモ)に陥りやすいタイプに当てはまるんです。できるだけ自分の時間を価値のある時間にしたい、後悔はしたくないなど、「時間への価値」を大切にする人は、絶えず情報をアップデートし、最新のものについていきたいという思いに駆られ、SNSを手放せなくなってしまう可能性があるんです。

SNS中毒から脱却する方法とは?!

「自分もFOMO(フォーモ)に陥りやすいタイプ可能性があるかも…」

そう思われた方、安心してください。ここからは私たちがFOMO(フォーモ)に陥いることなく、健全にSNSを利用することができるようなヒントをお届けします!

キーワードは生活の「スリム化」

FOMO(フォーモ)を防ぐ方法の1つ目は、「生活をスリム化」させることです。まず筆者の晴香氏がおすすめする方法は『断捨離』です。コロナ禍になり、外出の頻度も激減した今、断捨離をすることによって本当に自分が気に入ったものだけに囲まれる生活環境を作ることにより、これ以上モノを増やしたくない!という感情を誘発します。生活が整うことによって、この感情が結果的に自分の本当の価値観が浮き彫りになるきっかけを与えてくれるのです。

FOMO(フォーモ)からJOMO(ジョーモ)へ!

FOMO(フォーモ)を防ぐ方法の2つ目は、FOMO(フォーモ)をJOMO(ジョーモ)という心理的感情に変化させていくということです。JOMO(ジョーモ)とは、『Joy of Missing Out』の略称で、日本語で解釈すると「取り残される喜びを感じること」になります。これはFOMO(フォーモ)とは全く正反対の感情で、取り残されること、一人になることを心から楽しむことを意味します。思い切って「あえて取り残される」ことを選択することで、自分だけの幸せに出会うことができるのです。

自己肯定感をあげることが一番の解決策

FOMO(フォーモ)を防ぐ方法の3つ目は、「自己肯定感を向上させる」ことです。自己肯定感をあげるってそんなに簡単なことではない…ということも十分理解しています。そこで、筆者の晴香氏がおすすめする方法は2つ。1つ目は『掃除をすること』。生活環境をきれいにできている自分に自信が生まれます。FOMO(フォーモ)を引き起こす劣等感を防ぐことができるのです。2つ目は『時間の使い方をチェックすること』。自分の人生をどれだけ大事にすることができているか、1日の時間の使い方を見直してみましょう。そうすることで、「今日も楽しかったな!」と言える日々を積み重ねることができ、自己肯定感を向上させるきっかけとなります。

筆者からのSNS中毒おすすめ脱却術3選

【時間管理術】iPhonのスクリーンタイムを表示する

筆者のSNS中毒脱却術1つ目は、『iPhoneのスクリーンタイムを表示する』ということです!iPhoneを開いた時に最初に目に入る画面に、1日のスクリーンタイムを表示することで、自分がどれくらいケータイを使うことに時間を使ってしまっているのかが一瞬でわかるようにしています。スクリーンタイムの総合計時間だけではなく、アプリごとの使用時間を同時に表示しているため、自分が利用時間を減らしたいと思っているSNSにどれくらい時間を使ってしまっているのかを把握しやすくしています。この機能のおかげで、自分の理想のタイムマネジメントができているかどうかを測りやすくしています!

【集中環境】ケータイを作業環境に持ち込まない

筆者のSNS中毒脱却術2つ目は、『ケータイを作業環境に持ち込まない』ということです!目につく場所にケータイをおいてしまうと、ついつい触りたくなってしまうんです(笑)この感情自体を打ち消すために、勉強や仕事、作業に集中したいときには、ケータイを別の部屋に置いておくようにしています。そうすることで、ケータイのこと、SNSのことが全く気にならなくなり、結果的にFOMO(フォーモ)を防ぐことができています。

【就寝前ルーティン】就寝前1時間はデジタルデトックスの習慣を付ける

筆者のSNS中毒脱却術3つ目は、『就寝前1時間はデジタルデトックスの習慣を付ける』ということです!ベッドにケータイを持っていってSNSやyoutubeを見ることは至福そのもの。しかしうっかり時間を忘れてダラダラとSNSを眺めてしまったときには、睡眠時間が短くなるは、寝つきは悪くなるは、時間を無駄にしてしまったという後悔はするは…。いいこと全くなし。そこで筆者は、就寝前の1時間はパソコンもケータイを使わないと決め、日記を書いたり、読書をするようにしています。

いかがだったでしょうか?

SNSは使い方によってはとても便利で私たちの生活を豊かにしてくれます。しかし、SNSにハマり過ぎてしまうと、FOMO(フォーモ)状態に陥り、精神的にも身体的にも悪影響を及ぼしかねません。

FOMO(フォーモ)を正しく理解し、適切にSNSを利用することで、より充実した生活を手に入れることができます。

この記事が、自分が理想とする人生に近づけるきっかけとなれば幸いです。

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