今回の番外編では、なんとCrews×Cluesのロゴ作成を担当してくれた、武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科1年生のももかさんへのインタビューです!!
ももかさんは、Crews×Cluesが誕生して間もなく、名前の由来に基づいた世界でたった一つだけのCrews×Cluesのロゴを作成してくださいました。
Crews×Cluesのロゴ作成までの道のりや、ロゴに込められた思い、加えてももかさんの学校生活やこれからの目標までたっぷりと語っていただきました!
Crews×Cluesのことをもっともっとみなさんに知ってもらいたいという思いを込めて今回の記事を書かせていただいています!
美術大学進学に興味のある学生さん、自分の「好き」を追求していきたいと考えている学生さんも必見です!
ロゴ制作時に意識していたことは?!
Crews×Cluesのロゴ誕生までの道のり
ーロゴを作成してくれるときに意識していたことや考えていたことはあったかな?
まず、Crews×Cluesという名前から連想されるのが「海」や「船」でした。ロゴを作成するときにいろいろと画像を調べたりするのですが、「海」や「船」に関するものをよく調べていました!
▲ビックリマークの種類と線の太さ選び
あとは、「Crews×Cluesのメンバーの考えによって活動が進んでいく」ということから、何かものを組み合わせて形に見えるという要素を取り入れたいと思っていました!
また、Crews×Cluesの名前の由来の、「Crews(仲間)の数だけClues(手がかり)がある」という言葉から“ヒント”という言葉が連想されて、「!(びっくりマーク)」が使えるんじゃないかなって思って。
▲フォント選び(実際はもっと多かったです)
ーももかちゃんはロゴのデザインをしたのははじめてだったのかな?
そうですね、Adobe Illustrator(イラストを作成する際に使用する)のソフトを使った課題に取り組んだことはあったのですが、ちゃんと時間をかけて考えて作成したのは今回が初めてでした。
ーそうだったんだ!ももかちゃんもクルーズで新しいことに挑戦してくれたんですね!とっても嬉しいです~!
▲色選び(海の画像を集めて、良い色を選んで抽出しました)
発想を形にすることは楽しい!
ー本当にステキな発想ばかりで本当にびっくり!そういう発想はどのようにして生まれるのかな?
美術系のことを学び始めてから、今まで見たものの中からこういうものは使えるんじゃないかな、こういう発想は使えるんじゃないかなと考えるようにしています。
ーそうなんだね!ちなみに作品を考えている時間はももかちゃんにとって楽しい時間なのかな?
はい、そうですね。作品を作るために、何かを考えている時間はとても好きですね。作品を作るために調べ物をする時間も好きです。
服飾科の高校から美術大学への進学
なぜ服飾科から美術大学へ?
▲高校の卒業制作で作ったウエディングドレス
ーももかちゃんは高校で服飾科に進学して、専門的な学びができる3年間を過ごしていたみたいだね。高校受験をするとき、どのような経緯で服飾科のある高校を選んだのだろう?
もともと裁縫が好きで、服飾科への進学に興味がありました。でも当時は普通科への進学を調べていました。でも普通科のカリキュラムを見てあまり面白くないなって思っていました(笑)たまたまとある高校の文化祭に行ったときに、その学校の服飾部がファッションショーをやっていました。それを見たときすごく楽しくて。やっぱり楽しいと思える服飾科の方に進学したい!と思うようになりました。
ーももかちゃんはいつ頃から美大への進学を目指していたのかな?
高校3年生の夏休み頃から目指し始めました。それまでは服飾科がある学校に進学したいと思って勉強していて、学校推薦で進学先を決めようと思っていました。でも、舞台衣装を専攻したいと思ったとき、舞台のことを知らずに服のことだけを専門にしてしまうことはよくないんじゃないかなと思って。そこからは美大への進学を検討するようになりました。
自分の「好き」を追求する姿勢
▲高校のファッションショーで披露したグループ作品
ー高校では普通科ではなく服飾科の道を選び、大学は更に高校での学びを発展させられるような進路を選択しているよね。ももかちゃんが好きと思えることに飛び込んでいけるところが素敵だと思って…!そんなももかちゃんが大事にしている考え方はあるかな?
いろんなことをやっていく上で、自分が楽しいと思えることでないと頑張れないなと思っていて。学校の課題でも、自分が楽しいと思っていることや、自分がいいなと思うものを追求したほうが人から評価されることも多くて。だからいつも自分が一番楽しめる状態で居たいなって思っています。
▲美大予備校で描いた作品。※アボカドは絵です
美大生の学校生活とは?!
大学生活での学び
ーももかちゃんは大学で「空間演出デザイン」に関して学んでいるよね。4年間かけて具体的にどのようなことを学んでいくのかな?
課題が課される授業を自分で選択して学んでいくという感じですね。例えば、舞台美術を専門にされている先生の授業をとって学んだり、ファッションを専門にされている先生の授業でファッションについての学びを深めたりします。3年生になるとゼミに所属するので、そのときに自分の専門分野を決めるという感じです。
「空間演出デザイン」という言葉は抽象的だし、この学科の中でできることはとても多いので、ひとことで表すのは難しいですが…。この学科には4つのコースがあります。
具体的には、セノグラフィー(舞台美術)・環境計画・インテリア・ファッションで、本当に幅広いので、人によって取り組んでいることは全然違います。3・4年生は各コースに所属して、自分のやりたいこと、作りたいものを追求していきます。
私は1年生なのでまだコースには所属していませんが、自分がやりたいことを考えつつ、様々な授業を通して作品作りの経験を積んでいるところです。
▲大学の授業で作った作品。一番左の三角コーン、実は布製です
大学生活での目標と将来の夢
ーなるほど…自分の興味のある分野を徐々に見つけていって専門にしていくという感じなんだね!大学4年間で成し遂げたい目標は何かあるかな?
学校の課題以外にも自分で服をたくさん作りたいと思っています。あとは衣装って物語の内容や歴史などたくさんの要素がつまっているものだと思っていて。だから衣装についてももっともっと詳しくなりたいなって思っています。あとは、いい作品をたくさん見る経験をしたり、サークル活動では他の大学の人達と関われるようにしていきたいです。
▲大学の授業で作った作品。オーディオケーブルをフックにしてみました。
ーももかちゃんは4年間の大学生活の後、将来の夢は決まっているの?
将来は舞台衣装のデザイナーになりたいと思っていて。実際に舞台衣装をデザインされている先生が自分の大学にいらっしゃるので、その先生の下で学びたいなって考えています!
ー素敵!ちなみに舞台衣装といっても結構種類があると思うのだけれど、ももかちゃんはどの分野に興味があるのかな?
今まではミュージカルに関する舞台衣装に興味があったのですが、今は歌手の衣装デザインにも興味があって…!
ーそうなんだ!テレビに出ている芸能人や歌手の方の衣装は気になったりするの?
そうですね、テレビ番組で着ている衣装を見て「あ、かわいい!」と思ったり、雑誌に衣装の説明が特集されていることもあって、「ここはこういうデザインになっていたんだ!」って知ることができてとても楽しいです。
▲姉の通う大学の生協に置いてある作品です。twitter にも掲載していただいています。(津田塾大生協twitter 2020/8/24の投稿より)
ー日常生活の中には、将来の夢に繋がるきっかけがたくさん散りばめられているってことを知れました!最後にこれからの抱負を教えてほしいです!
大学がオンラインになったりオフラインだったりいろいろ変更点はあったりしていますが、大学生活の自由な時間を使ってたくさん作品作りに挑戦していきたいです!
自分の「好き」をとことん追求し続けるももかさん。
将来の夢に向かって大学4年間を大切に過ごしていきたいという思いがひしひしと伝わってきました!ももかさんがロゴに込めてくれた思いに恥じぬよう、Crews×Cluesはこれからも読者のみなさんに「挑戦への手がかり」を届けていきます!
Writer:namin
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