今回のインタビューに答えてくれたのは、白百合女子大学文学部国語国文学科4年生の松戸愛菜さんです。
愛菜さんは、高校まで約10年間バスケットボール部に所属していましたが、大学からは、ラクロス部に所属し、現在は主将を務めたり、関東選抜選手に選出されるほどの実力の持ち主です!
そんな部活動に熱心に取り組む中で、「海外で働く経験を積みたい!」という思いを実現させるべく、海外インターンシップに挑戦しました!
部活動、学校での日本語教員過程の履修、アルバイトなど、ハードな毎日を送る中で、どのように海外への挑戦を掴んでいったのか。その全貌をお話ししていただきました。
海外インターンシップとの出会い
ー愛菜さんは週5日のラクロス部の練習に加え、日々の勉強やアルバイトなど、とても忙しい毎日を送っていたようですね。どのようにして海外インターンシップに至ったのでしょうか?
自分は大学に入ってから「自分の視野を広げたい」という強い思いを持っていたんだよね。もともと今の大学が第一志望の大学では無かったこともあって。だからこそ、大学生活では、自分がやりたいと思ったことは全部やりきる!という考えを持って学生生活を送っていたよ。
そんな中で、ラクロス部の先輩の話を聞いたときに、海外インターンシップというプログラムがあることを知って、自分も挑戦してみよう!と思ったの!大学2年生の2~3月にかけて約1か月間参加したよ。
海外インターンシップという選択をする人は、あまりいないと思うのだけれど、自分は他の人と違う経験をしたいという思いと、どのような人が現地で仕事をしているのかを知りたかったから、海外インターンシップという手段を選択したの。
ー「海外インターンシップ」のプログラムはどのように探して、現地ではどのようなことに取り組んだのですか?
海外インターンシップのプログラムは、大学が応募している「グローバルビジネス体験事業」があって、そこから応募したよ!大学を通じたプログラムだと、安心してプログラムに参加することができるし、何より忙しい中でも情報収集にあまり時間をかけずに挑戦する事ができたよ!
私は、アメリカコロラド州デンバーというところで、「Children’s museum of Denver 」という、日本でいうキッザニアみたいな施設のスタッフとして仕事を経験した。
現地では、日本人は自分1人の環境で、実際に英語を使って現地のスタッフと仕事をしたり、他にも自分と同じように海外インターンシップに来ている海外の学生もいたから、その学生たちとも交流したよ!
ー現地の人とは英語でコミュニケーションを取っていたということですが、愛菜さんは自分の語学力は伸びたと感じましたか?
伸びたと感じたよ!自分の周りに日本人がいない環境だったから日本語に頼る環境がなかったこともあって、常に英語を使って仕事をしたよ。あと、インターンシップだから、自分は企業の一員という責任をもって、自分から動くことができるようになったのも良かったところだと思っているかな。
海外に行きたいなと考えるとき、最初に留学を検討することも多いと思うのだけれど、機会や環境が与えられるだけではなくて、現地で自分は何をしたいかを考えることで、本当に留学という手段が適当なのかを考えるきっかけにもなると思うよ。
やりたいことが多いときは優先順位とルール決め
ー愛菜さんは非常に忙しい学生生活を送っていたと思います。平日はどのようなスケジュールだったのでしょうか。
平日は朝から夜までスケジュールはびっちり入っていたかな(笑)でも、自分の中で
- 遊ぶのは週2回まで
- 毎日To doリストを書いてやるべきことを明確にする
- お昼休みに説明会に参加したり勉強時間に当てたり、有効的に使う
というルールを自分で作って、1日の時間を最大限に活用できるように工夫していたよ!
スケジュールがパンクしそうなときは、スケジュールにあえて余裕を持たせることも大切なポイントだと思っているかな。
あと、自分は優先順位をあらかじめ決めておくことも大切にしていたかな。
[学業(学校の授業)>ラクロス部>アルバイト>私的な活動]という感じで自分の優先度を付けていたから、常にこの優先度を意識してスケジュールを管理していた!
忙しくてなかなか自分がやりたいことに手が出せない…という大学生はとても多いと思うけれど、自分の中でルールを決めると、Todoリストも作りやすくなっておススメです。
どんな時も”挑戦”を選択する意思を持つ
ー愛菜さんは、ハードな大学4年間を過ごされてきたと思いますが、後輩たちのために何か伝えたいことはありますか?
私自身は大学4年間、とても忙しくしていたけれど、常に大切にしていた考え方は「迷ってやらないで後悔するくらいなら、やってみて後悔したほうがいい」ということ。
大学4年間は長いようで本当にあっという間。だから私はいつも、迷ったらやるべきだし、やる必要がないと思ったら”すぐに”やめる覚悟”をもって辞める、ということを意識して生活していたよ!1度きりの大学生活だからこそ、決断を早くできるようにしておくと時間を無駄にせずにいろんなことに挑戦できると思ってる。
私はもともと漠然とCAになりたいなという夢を持っていたのだけれど、海外インターンシップに参加したことで、本当に自分がやりたいことを考えるきっかけを得たの。ラクロス部だけの学生生活ではなくて、海外インターンシップに挑戦したことで、就職活動でこの経験を存分に活かすことができたと思っているよ。
今まではただの憧れだった自分の夢は、アメリカで、現地の人と関わる中で、新しい価値観に触れて、自分が楽しいと思えることって何かな?と深く考える時間を作れたと思っている!特に印象に残っているのは、Children’s museum of Denver社長の話。昔は利益だけを考えていたけれど、今は子どもたちの未来をつくりたいという熱い思いを直接聞かせてもらって、自分が楽しいと思えることを考えるようになったの。
新しいことに挑戦することは不安も多いと思うけれど”やめる覚悟”をもった上で挑戦をすることで今の自分を変えるような経験に出会えると思う!
非常に努力家でありながら、自分の努力をひけらかすことなく、とても謙虚な姿勢でインタビューに答えてくれた愛菜さん。
どんなに忙しくても、やりたいことはとことん満足するまでやる姿勢は多くの学生に挑戦への勇気を与えてくれると思いました!
海外インターンシップに興味のある学生さんも、そうでない学生さんも、愛菜さんの頑張る姿勢から多くの学びがあることを願っています。
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