【就活】 金融業界の就活|目の前のことを頑張れば、自分のやりたいことに近づける

就活

今回の先輩大図鑑は、法学部に所属するふなこさんにインタビューしました!

法学部に所属している彼女がなぜ金融業界を選んだのか。彼女の就職活動の軸、そして就職活動における心得など就職活動についてたっぷり語っていただきました。

金融業界を目指す学生、グローバルに活躍したい学生だけでなく、就職活動真っ只中の就活生は必見です!!

金融業界を志望した理由

法学部でありながら金融業界へ

ーふなこさんは法学部に所属しているけれど、なぜ金融業界?

それ面接でもたくさん聞かれた(笑)。「なんで法学部なのに金融業界を志望するの?」って(笑)。

まず興味を持ったきっかけは…

大学に入ってから、一般教養で経済学部の授業をとる機会があったり、法学部の授業の中でも経済法や会社法などの経済に関わる授業を受けていたんだ。

授業を受けていくうちに、法律よりも金融のダイナミックな世界に興味持ったの。

一見すると、法律と金融って全く関わりがないように思えるかもしれないんだけど、ビジネスにおいて、他者と取引する際などに法律は必要不可欠だということを大学の授業で学んで、法律の知識を持って仕事をすることはむしろ重宝されるんじゃないかと自分で考えるようになったんだ。

自分なりの就活軸を持って

ーなるほどね、そういう考え方があるなんて知らなかった。数ある業界の中でなんで金融業界にしたの?

私はまず内向き(自分が何をしたいのか)と外向き(仕事を通して社会にどのような影響を与えたいのか)の2つの軸で考えたんだけど…

私は好奇心旺盛な性格で、勉強することも結構好きだったっていうのがあって。もちろん内定先の仕事が自分に合っていたら、ずっと働きたいと思ってるよ。

でも現実的に考えた時、やりたいことがまだ明確に定まっていないから、ずっと同じ会社で働くとも限らないなと考えて、転職できる仕事がいいなと思ったんだ。

そこで、ファーストキャリア(最初の内定先)は専門的な仕事よりも、今後どんな仕事に就いても活かせるような総体的な仕事に携わりたいと考えてたの。

これといってやりたいことが特になかったから、知識をたくさん勉強することができて、取引先の社長や目上の人から様々な話を学ぶことができる金融業界を志望した。あと、海外にいくこともできるから、より広い世界を見ることもできるなって考えた。

 

外向きの軸としては、何か経済に大きなインパクトを与える仕事がしたいなって考えていて、自然と経済に影響を与えるのは金融だなって思った。

1人じゃ世界に影響を与えられないけど、金融の企業であったら世界に影響を与えられると考えていたかな。

でも正直なところ、私はミーハーだから、金融の映画、例えば「マネー・ショート」などの影響で元々金融への憧れがあったんだよね(笑)

 

内向き・外向きの軸は一応あったけど、一番の大きな軸としては、「グローバル」「自己成長」「自分の仕事に誇りを持てるか」だったよ。

金融業界とグローバル

海外で働くという夢を叶えるために

ー「グローバル」に興味を持ったきっかけって何かあるの?

小さい頃から海外旅行をしてきてたからかな。単純に好奇心から、日本だけじゃ狭すぎるからもっと世界を知りたいって思うようになっていったんだ。だからいずれは海外で働きたいっていう想いがあるよ。

幼少期に家族でシンガポールを訪れた時の写真

ーグローバルと金融ってあまり結びつかない気がするんだけど…

そうそう。意外と知られてないかもしれないけど、金融は結構グローバルに展開している企業も多くて、日本に居ながら海外とのやりとりが多い部署もあるし、海外駐在の機会もたくさんある。

私の内定先では4人に1人が海外行っているらしい。商社とかと比べたら、海外に行きやすいかもしれない。

というのも、海外志向が高い人も商社ほどではないだろうし、帰国子女が多い商社と比べて、英語もペラペラな人は少ないと思う。だから海外で働きたいっていう学生には結構金融はおすすめかも!

「自己分析」と「時事問題」

ー知らなかった!今は12月ということで、そろそろ就職活動を本格化させていく就活生が多くなってくると思うんだけど、何かおすすめの自己分析の方法はある?

私は「絶対内定」という本を使用して自己分析していた。その本にはたくさんの問いが書かれているから、その問いに答える感じで自己分析を進めていたかな。

あと、「メモの魔力」のほんの一番後ろについている一問一答も使用した!あとは、友達に他己分析を協力してもらっていた。周りも就活生だったからお互いの長所と短所を言い合っていたかな。

ふなこさんが自己分析の際に使用した「絶対内定2021」

自己分析とは少し話が変わってくるんだけど…

就活生は新聞を必ず読んでおいたほうがいい!!

私は、グローバルネットワークを通じて商品をトレーディングしたり、商品開発、市場調査を主に行う証券会社のグローバルマーケッツ部門に行きたいと考えていたから、毎日日本経済新聞をチェックしていたよ。

株価の見通しを面接で聞かれることも多いから、毎日読んでは自分で考えるを繰り返していた。

就職活動の時期はとにかく時事問題を追いまくるようにしていた。金融に限らず、時事問題についてはどの業界でも共通して聞かれることが多いと思う。

就活後の後悔

ー自己分析や業界研究に手一杯になるのではなく、時事問題にも目を向けることが重要なんだね。ふなこさんは早い段階で金融業界に絞っていたと思うんだけど、就職活動を振り返ってみて何か後悔していることはある?

今の自分の選択に後悔は全くないけど、強いて言うなら、私は結構就職活動を始めた段階から金融業界に絞っていたから、もっと幅広く業界をみておけばよかったかも。

例えば、広告業界とか不動産業界って人気じゃん?その2つは全く見ていなかったんだよね。今思うと、それぞれの業界が人気な理由は絶対にあると思うから、そこの魅力を知るために、見ておけば良かったかもって思うかな。

就職活動の1年って大変かもしれないけど、様々な業界・企業・事業を知ることができる1年でもあると思うからもっと視野を広げてみても良かったのかも。

まずは目の前のことを

キャリアプラン

ーなるほど。最終的には銀行に就職を決めたふなこさんの今後のキャリアプランは?

私の内定先では入社3年目から使える留学制度があるから、25〜26歳の時に海外に行きたいって考えてるよ。

そして、海外に行って帰ってきてから、英語が上達していると仮定して、さらに勉強をしてM&A系(Mergers and Acquisitionsの略で資本の移動を伴う企業の合併と買収を指す)の部署に行きたい。海外と関わる仕事を今後もして行きたいな。

でも正直、そんなに先のことはよくわからない(笑)。ライフイベントによってキャリアは大きく変わるかもしれないし。

でも1つだけ言えるのは、目の前のことを頑張るっていうことかな。そしたら自然と可能性も広がってくると思う。何かやりたいことができた時のために入社後はとにかく仕事を頑張るつもり!

就活生に向けたメッセージ

ー就職活動真っ只中の就活生にメッセージを!

「自分次第で良くも悪くもどうにかなる」ということを伝えたいかな。

もちろんファーストキャリアは大事だけど、今の時代はいくらでも転職できるし、やり直しはいくらでも効くから、絶対に「第一志望じゃなきゃ嫌だ」とか就活をシリアスに考えすぎる必要はないと思う。

まずは置かれた環境で頑張ればいい。そこで頑張っていれば自然と自分がやりたいことに近づけるかもしれない。

私も第一志望はダメだったけど、いつかそこに行けるかもしれないし、今は目の前のことを頑張っていこうと思ってるよ。

マレーシアにあるサピ島を訪れた時の写真

就職活動が本格化する直前の現在、就職活動に不安を抱える学生も多いのではないでしょうか?

ふなこさんからの「やり直しはいくらでも効く」という最後の言葉に就職活動真っ只中の筆者自身も気持ちが楽になり、元気付けられました。

常に目の前のことを頑張り続けてきた彼女だからこそ、「自分の選択肢に後悔はない」と言い切れたのだと思いました。

ここだけの話、誰よりも負けず嫌いな彼女は今後キャリアを積んで昇進していくことを私は確信しています。

ふなこさんの言った通り、ファーストキャリアが全てではなく、その後の自分次第でキャリアはどうにでも変更可能なのかもしれません。

この記事が就活生の不安を少しでも和らげ、みなさんの就職活動に役立つことができれば幸いです。

writer: Lily

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