【長期留学】人一倍努力家な彼女が経験したアメリカ留学生活

留学

今回のインタビューは、アメリカ・オレゴン州にあるウエスタンオレゴン州への留学を経験した青山学院大学4年生のみかんさん。

筆者と彼女は幼馴染。彼女は一度決めたことは必ず成し遂げる粘り強い性格。実際、筆者自身も彼女のその毎日コツコツ努力を積み重ねる姿勢に感化されてきました。努力家の彼女は留学前に何を準備し、留学先ではどんな体験をしてきたのか、彼女の留学生活を振り返ってもらいました。

語学力向上のための長期留学

ーみかんさんはアメリカのオレゴン州にあるウエスタンオレゴン大学に9ヶ月間留学していたそうですが、なぜその大学を選んだのでしょうか?

まず、私は認定校である大学(交換留学のようなもの)から選んだよ。私の留学の目的は語学力の向上だったから、勉強に集中しやすい環境を望んでいたかなあ。その大学は全ての授業形式が少人数授業だったから、わからないことを教授に聞きやすいとも思った。あと、オレゴン州の中でもその大学がある地域は田舎だったから、勉強に集中するには最適な環境なのかなとも考えたよ。

▲大学のロゴ

ーウエスタンオレゴン大学の良かったところを教えてください。

まず、日本人留学生が圧倒的に少ないこと!全て少人数授業だから、授業を通して友達ができたよ。あと、田舎であるからこそ人との距離が近くて、友達と仲良くなりやすい。他にこの大学やこの地域のちょっとした情報を提供するとしたら・・・

大学内のジム使いたい放題!夏は学内のカフェテリアでアサイーボールが出る!月に1回、ウエスタンオレゴンの生徒限定で、近くの映画館で深夜に5ドル(日本円で530円くらい)で映画が観られる!あと、リスが大学内のどこにでもいる!

友人ととUber Eatsを頼んで、夜にピクニックした時の写真

ー逆にその大学のデメリットはどんなことが挙げられますか?

バスはかろうじて通っていたけど、電車が全く通ってないことかなあ。あと、近くに遊べるような商業施設がなかったこと。でも、そのおかげで、友達の家で遊ぶことが多くて仲が深まったかなあ。あとは寮によく蜘蛛が出たことかな…(笑) この蜘蛛は季節関係なく年中出てきて本当に厄介だった。

難易度の高い模擬国連への挑戦

ー留学先で同じような授業があったら履修をおすすめしたい授業はありますか。

私はバレーボールとバドミントンの授業を履修したよ。スポーツ系の授業はリフレッシュできるから一つくらいは履修してみるのもいいかももし、留学先で同じような授業があった時には、Introduction to Model United Nationsという授業を強くお勧めしたい。これは模擬国連を授業の一環としてやるのだけど、一番英語力が身についた授業だったなあ。スピーチ・ディスカッションを近くの大学の生徒と集まってやるから、準備はものすごく大変だったし、留学生の私にとっては難易度が高すぎたけど、模擬国連を終えた時の達成感は物凄かった。ぜひみんなにも同じような授業があったら挑戦してみてほしい。

もう一つ勧めるとするなら、Social Problemsかなあ。授業の内容としてはアメリカの社会問題。最後にペーパーの提出があるからアメリカ式のペーパーの書き方を学べた授業だった。

 

ー留学中おそらく大変なことは多々あったと思います。どんな出来事が特に大変だったと感じましたか。 

アメリカ人のルームメイトとの価値観の違いは大変だったかも。2人部屋の寮に住んでいたのだけど、私のルームメイトはとにかくご飯の残り物を放置する人で。虫が湧くし、匂いもすごいから、それがものすごく嫌でルームメイトに直接言って解決しようとしたけど、ほとんど改善されなかった。だから8割くらいは私が我慢していたかも。あと、留学生が留学先の国で日本企業への就職活動ができる大規模な就活イベントとしてボストン・キャリアフォーラムがあったのだけれど、それの準備と大学の授業を同時に行ったことが特に大変だった。

事前の計画が成功の鍵

ー最終的にはボスキャリで就職を終えたみかんさん。留学とボスキャリの準備の両立が大変だった中で、留学も就職活動も両立させることができた秘訣はありますか。 

とにかく早く準備をするってことじゃないかなあ。ボストン・キャリアフォーラムは11月だったのだけど、私は6月か7月くらいからボストン・キャリアフォーラムに向けて就職活動の準備をしていて、この時期には自己分析や業界研究を始めてたかな。

 

ー留学中での一番の思い出を教えてください!

自分の誕生日を友人に祝ってもらえたこと。私は留学して間もない頃に自分の誕生日だったから、まさかみんなにお祝いしてもらえると思ってなくて・・・あの時は驚いたし、本当に嬉しかった。

▲誕生日を祝ってもらったときの写真

ー留学の準備として事前にやっておいた方がいいことは何かありますか?

留学中での目標を事前に決めておくこと。これは必ずやってほしい。留学に行って、環境に慣れてそこからやりたいことを探すってなると時間がかかるから、事前にその大学で何ができるかを調べて決めておいた方が、すぐ行動に移せて達成しやすい。

あと、大学への入学に必要なスコアは事前に必ず取れるように英語の勉強もした。私の大学の場合、TOEFL61IELTS5.5GPA2.6のどれかが必要だったから、私はIELTSをとったよ。

 

ー日本から持っていった方が良いアイテムはありますか?

基本的には日本で買えるものはアメリカでも買えるけど、スポーツ系の授業を取るなら、さっと羽織れるウィンドブレーカーや体育館ばきがあると便利!あと機内に持ち込めるサイズのスーツケース。これはアメリカ国内旅行の時にあると絶対いい!あとは耳栓かな。周りの雑音をシャットアウトするために使っていた。

 

ーこれから留学を目指す後輩へ向けてメッセージをお願いします。 

コロナで先が読めない状態で、留学に行けるかどうか不安だと思いますが、諦めずに目標を追い続けてほしいな、と思っています。いつ留学にいけるチャンスが来るかわからないので、いつでも行けるように英語だけは毎日勉強しておくといいと思います。皆さんが留学を通して素敵な経験ができることを祈っています。できればぜひウエスタンオレゴン大学に来てくれると嬉しいです!!

このインタビューを読んだだけで、彼女の努力家な一面を皆さんも感じたのではないでしょうか。みかんさんが充実した留学生活を送ることができたのは、何事にも必ず目標を設定し、計画を立て、それに向かって日々努力を惜しまなかったからなのかもしれません。

コロナの影響でなかなか留学することが難しい状況の今ですが、諦めず、また行けるチャンスが来ることを信じて、留学に行く準備を今から始めることは決して早くはありません。入念に準備をして、現地での目標を掲げた人の方がより満足度の高い留学を送れると思います。この記事が皆さんに何かためになる手がかりを届けられていれば幸いです。

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